コンサルデントクラブ
限定セミナー 開催
これらの言葉は、私が日々コンサルティングにお伺いする中で院長先生からご相談される内容です。
歯科医院地域一番実践会 地域一番チーフディレクターの萩原直樹です。
新人スタッフ育成塾に行ってもらったもののその後のセミナーは何を勧めていいかわからないという声をよく聞きます。
「TCじゃないし、かといって2年目だからスーパースタッフでもない…」
「新人スタッフという年齢でもないけど、ベーシックにはまだ早いか…」
入社して2~5年目のスタッフだとこのようなスタッフが存在するのは事実です。私も医院でコンサルティングをしている中でTC、スーパースタッフ育成塾以外のどのセミナーに参加していただいた方がいいか悩むことがありました。多くの医院では2年目以降のスタッフが何のセミナーにも参加できずにただ業務をこなしており、自分のモチベーションやスキルアップをしかねています。
2年目以降のスタッフで重要なスキルは下記の通りです
- コミュニケーション能力があり、院内で円滑な人間関係をつくることができる。
- 接遇などの基本知識を知っており、後輩の見本になるような振る舞いができる。
- 職種ごとに一定基準の業務・行動ができる
- 歯科衛生士であれば症例検討などの主体的技術レベルアップ
- 歯科助手であればアシスト時における業務効率化
- 受付であれば患者様に対するホスピタリティのある患者様対応の習得
上記の能力に関しては一定量を一定の手順で学習をしていかないと長期的な能力を身に付けることはできません。
そこで実践会ではクライアント限定で上記の悩みに対応するセミナーを開発しました。
このセミナーは過去3回開催されておりますが、セミナー講師・開催日程の関係上いったん停止していたシークレットセミナーです。
過去3回の反響が非常に良かったのと参加した医院の先生方から「中堅スタッフが今までにない成長をしてくれた良いセミナーだったのですが、もう開催しないのですか??」というご要望が多かったため、復活開催をすることになりました。
今回コンサルデントクラブのクライアント限定とシークレットセミナーになっているのはこのセミナー自体が実践会初のグループワーク形式のセミナー、かつそれぞれの医院が実践していることをシェアしていくからです。実践会の多くのセミナーは講義形式となりますが今回のセミナーは参加者同士が深く関わり合うグループワークを中心としたセミナーとなります。参加者同士で話合うことによって、悩みの解決方法や課題への取り組み方がわかるようになります。しかもこのグループワークは職種ごとで分けてグループ編成をしますので、職種ごとで各医院がどのように対応しているか聞くことができます。
このシークレットセミナーの名前は「クライアントラボ」。
クライアント同士が互いの情報を持ち寄って切磋琢磨していくことを意図して命名しております。クライアントラボでは実際にどんなことを行っているのか他の医院で実践していることや取り組みをスタッフ同士で情報交換していきます。

過去参加者は略称として「クララボ」と呼んでいました。このセミナーに参加したスタッフ同士は非常に仲良くなり、そのまま一緒にベーシックに参加するということもありました。スタッフが新しいセミナーに参加できない理由は「ひとりでは不安」「誰か知り合いと一緒に参加したい」などの気持ちが強いのです。自分の歯科医院のスタッフだけではなく、他の歯科医院のスタッフとつながることによって情報交換の質が高まり、刺激をもらえる機会が増えます。
取り組みが必要なことはわかっているけどどうやっていいのかわからない…
取り組みが短期的にはできるけど、長期的には難しい…
そんな想いを持っているスタッフが全国に数多く存在します。弊社のクライアントの多くは地域一番医院となっておりますが、医院によって取り組みは大きく異なってきます。

新患人数を増やすことに注力をしていたり、自費率アップの取り組みが中心であったり、リコール人数が着実に伸びていく施策を繰り返し実践している医院など幅広いナレッジがクライアント内では展開されています。
医院によって取り組みのスピードや深さ、方法が異なるのはその場にいるスタッフのスキルやモチベーションが異なるからです。
同じ方法に見えても各医院のスタッフは医院に合った独自のやり方で実践を行っています。
その方法をシェアすることでこれまでなんとなく医院で工夫して行っていたことも進化していくのです。
実際にクライアント同士で話をしている中で紹介患者様への声かけの方法を変えたり、歯科衛生士の練習方法を改善する等、様々な反応が発生しました。
過去に一度私のクライアントスタッフだけでこのセミナーを行ったこともあります。
その時の参加者の声は、
「同じコンサルタントが来ているのに医院によってここまで医院のやり方が違うとは思わなかった。」
「症例検討なんて一回も行ったことがなかったけどクライアントラボを通じてできるようになった。」
「私だけが治療技術・患者様対応・アシストに悩んでいると思ったら他のみんなも同じで、乗り越え方を教えてもらえた。」
「人のコミュニケーションスタイルを学んだので患者様だけでなく周りのスタッフに対しても確認して、より円滑なコミュニケーションをとっていける自信がわいた」

クライアントラボではモチベーションの高いスタッフ同士を混ぜ合わせることによって、より良いスタッフになるための科学反応を期待することができます。
過去に開催したセミナーに参加してくれたスタッフは今でも連絡を取り合っています。
そのスタッフ達はモチベ―ションを落とすことなく高いレベルでの実践を行ってくれています。